追突事故によるむちうちで6か月通院し、適正な傷害慰謝料を獲得した事例
事故の概要
依頼者は原付バイクで右折待ちのため交差点で停止していたところ、後方から走行してきた相手方車両に追突されました。
典型的な追突事故であり、依頼者に過失はなく 過失割合は0:100。
物損については既に示談済みでしたが、人的損害が未解決の状態でした。
(参考:追突事故では後続車の前方注視義務違反が認められ、後続車100%と判断する裁判例が多数
例:東京地裁平成29年3月24日判決 ほか)
負傷内容・治療経過
負傷内容:むちうち(頚椎捻挫)
治療期間:およそ6か月通院
その後、症状固定(後遺障害は残存せず)
むちうち事案では、保険会社が治療期間の短縮を求めることも多いところ、本件では必要な治療を継続し、適切な通院期間が認められました。
争点
相手方保険会社は、
傷害慰謝料について80%しか支払わないとの姿勢を示しており、適正な慰謝料基準(裁判基準)を確保できるかが大きな争点となりました。
当事務所の活動内容
症状・通院期間を踏まえた 損害賠償金の適正算定
休業損害の計算・資料収集
相手方保険会社との折衝
過失0:100を前提に、 全額回収を求めた交渉
後遺障害等級
なし(症状固定時点で後遺障害は残存せず)
受任前の提示額
なし(相手方から明確な提示はなし)
解決結果
賠償金額:約150万円(治療費含む)
経済的利益:約80万円
適切な慰謝料水準への引上げに成功し、依頼者のご負担を大きく軽減することができました
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